瞳の奥の秘密|アルゼンチン映画
第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品。判事補佐の職を引退した男は25年前に起きた新妻暴行・殺害事件を小説に書き始めるが......。
09年度米アカデミー賞外国語映画賞を受賞したサスペンス・ドラマ。2000年のブエノスアイレス。刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に担当した未解決の殺人事件についての小説を書くことを決意する。事件当時の職場を訪れ、元上司の検事補イレーネと再会したベンハミンは、イレーネとともに当時の捜査を振り返りながら、殺人事件の裏側に潜む謎に迫っていく......。主人公ベンハミンににアルゼンチンの国民的俳優リカルド・ダリン。監督はファン・ホゼ・カンパネッラ。
なんだか見る前からわかった気分になっちゃう本作。今週末見に行きます!レビューを薄目で見る限り、良い感じに期待を裏切ってくれるっぽい。評価低い人もいるけど。。ちなみに同じくアカデミー外国語映画賞を取った「おくりびと」は全然響きませんでした 笑。
1970年代のアルゼンチンの政治状況
殺人事件の起きた1974年、ファン・ペロン大統領が在任中に病死し、妻であり副大統領であったイサベル・ペロン(映画「エビータ」でマドンナが演じ、世界的にも有名なエバ・ペロンは前妻)が世界初の女性大統領に就任したが、軍部と対立していた政権は不安定であった。イサベル・ペロンは政治家としての力量にも欠け、経済と治安も悪化の一途を辿った。1976年にはホルヘ・ラファエル・ビデラ将軍らのクーデターにより軍事政権が誕生し、国民を弾圧し3万人が犠牲になったと言われる、悪名高い「汚い戦争」が始まった。
via 映画『瞳の奥の秘密』公式サイト
アルゼンチンの暗黒時代には明るくないのでこの辺が楽しみです。今の今までファン・ペロンが軍事政権だと思ってました、、
公式サイトを見るにアルゼンチンフットボールにも触れる内容のようでブエノス・アイレスのクラブチーム、ラシンとウラカンが話に出てくるそうな。ムードたっぷりなアルゼンチン映画に期待です。
瞳の奥の秘密
TOHOシネマズ シャンテほか連続ロードショーhttp://www.hitomi-himitsu.jp/
原題:El Secreto De Sus OJos
監督:ファン・ホゼ・カンパネッラ
製作:ヘラルド・エレーロ、マリエラ・ベスイエフスキー、ファン・ホゼ・カンパネッラ
製作総指揮:ヘラルド・エレーロ、バネッサ・ラゴーネ
脚本:エドゥアルド・サチェリ、ファン・ホゼ・カンパネッラ
撮影:フェリックス・モンティ
音楽:フェデリコ・フシド
美術:マルセロ・ポント
編集:ファン・ホゼ・カンパネッラ
出演:リカルド・ダリン、ソレダ・ビジャミル、パブロ・ラゴ、ハビエル・ゴディノ、ホセ・ルイス・ジョイア、ギレルモ・フランチェラ
製作国:2009年スペイン・アルゼンチン合作映画
上映時間:129分
映倫指定:PG12
配給:ロングライド
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posted by: トシ★細井
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Posted at on Sep 1 2010
瞳の奥の秘密・・・・・評価額1700円 from “ノラネコの呑んで観るシネマ”
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